ネットワークビジネスのクーリングオフ
ネットワークビジネスって何??
マルチ商法は、ネットワークビジネスやMLM(マルチレベルマーケティング)など、様々な名称で呼ばれることがあります。
マルチ商法の契約を行った場合、一定用件の元、クーリングオフが可能となります。またそれに伴い、商品を購入した場合も、同様に解約の効力が及びます。
それでは、マルチ商法とはいったい何なのでしょうか。
「マルチ商法」という名称とよく比較される名称として、
「ねずみ講」がございます。
これらは、それぞれ会員が自分の下部に複数の会員を入会させることで
その中から多額の収入が得られると言ったシステムです。
つまり、新しい会員が会員の登録代金や、商品購入代、サービス代など、
なんらかのお金を支払う時、そのお金が紹介者をはじめとして、
いわゆる「上位の人たち」に分配される、それが基本的な仕組みとなります。
これをマルチ商法内では、権利収入やクチコミ宣伝料などといいます。
商品やサービスを介在させる契約がマルチ商法、
単に金銭のやり取りのみを行うのが
ねずみ講だと分類していいと思います。
これらは、一見すると同じような契約にも思えますが、
一応別の法律により規制がされております。
なお、ねずみ講は参加するだけでも違法行為となりますので注意が必要です。
クーリングオフ期限と中途解約制度
訪問販売などのクーリングオフ期限は、「8日間」なのですが、
マルチ商法では、期限が「20日間」と、長くなっております。
通常の契約に比べて、洗脳的な影響が説けるために時間がかかるため、
やや長めに設定されたそうです。
20日間は、契約書類を受領した日、又は商品が届いた日から計算します。
またクーリングオフ期間が過ぎた後でも中途解約制度が設けられています。
これにより、1年以内であれば契約解除(登録解除)ができ、
そのうち3ヶ月以内であれば商品の返品も可能となります。
もっとも、商品を返品する際は、一部違約金がかかる場合があります。
マルチ商法と収入について
マルチ商法では、「みんなの成功」「がんばればがんばっただけ」など、
誰でも手軽に収入が得られるかのごとく勧誘が行われることが一般的です。
ですが実際は、マルチ商法でコンスタントに収入が得られるのは、
100人に1人だといわれています。
その中で勧誘時の話ほどの高額所得が得られるのは、さらに少数となります。
選ばれた人間で、マルチ商法以外でも成功できる自身のある方は
マルチ商法で収入を得ることは可能でしょうが、
そうでない方は、あまりお勧めできる制度ではありません。
当然、勧誘の際にはそのような説明はまずありませんし、
そういった説明をされた場合、やってみようと思う人はまずいません。
なぜ社会問題になっているのか、そこを良く考えてみるべきです。
マルチ商法を勧誘する際、どこの会社でも、みんなが同じように、
「うちのビジネス(商品)はすごい」との説明を行っております。
少しでも疑いのある方、自信の無い方はクーリングオフをお勧めいたします。